一億総メディテーション時代

脱・一億総ストレス社会!脱・国民総注意力散漫社会! 日常生活の99%の問題は、瞑想と筋トレで解決da! を信条に、海外在住のとある日本人女によるファンタスティックでドラマチックで、アグレッシブな瞑想体験記。 たまに海外生活、語学学習、美容とか健康系とか。徒然なるままに。

#7 お坊さんのノリノリ瞑想トークが思いのほか胸に刺さったので、瞑想の基礎について真面目に纏めた

微笑みの国、タイランドのとある瞑想寺院にノコノコやってきた私。

お坊さんの説法の時間に、一人ドキドキしながら参加したら、、

 

お前はユミチカだ!!

 

と坊さんに勝手に命名され、欧米人の参加者に囲まれ、一人貞子のようにたたずむ日本人女。

 


f:id:myksd0226:20200623192450j:image広々した瞑想道場に、大仏さんがドーンと佇む

 

 

私はここに、何をしに遥々やって来たんだろうか?

と、自問自答する中、ついに坊さんが瞑想について語り始めた。

 

その内容が、初心者にも分かりやすく、とても馴染みやすい説明だった。

 

◆瞑想には、座禅だけではなく色んな方法があり、自分にあったスタイルで心地よくできるやり方が一番良い

 

◆慣れないうちは一回2,3分からでもいいので、一日の隙間時間に何度も行うのが良い

 

◆瞑想はやればやるほど、実践した時間に比例して効果が増す

 

◆瞑想を始めると、まず負の感情が湧き出てくる(これはごく自然な反応)

 

◆次から次へと湧き出てくる負の感情に、決して蓋をしないこと。蓋をすると、いずれ大きくなって戻ってくる

 

◆負の感情を無くすことは出来なくても、正面から向き合うことでソフトにすることは出来る

 

◆痛みや悲しみ、あらゆる感情を自分という個体から引き離して、その感情をただ外側から眺める。そうすることで、自分のあらゆる感情を客観視できる能力が身についてくる

 

◆呼吸に意識することがすごく大事。呼吸がすべての感情をコントロールすると言ってもいい

 

◆心は毎日絶え間なく、良いこと悪いこと様々なことを吸収している。一日の終わりに瞑想をすることで、心をリセットして深い眠りにつける

 

 

にゃるほどーーー

 

どれも、当時の私には深く突き刺さる内容だった。

坊さん、なかなかの瞑想マスターだ。

(謎の上から目線)

 

聞けばこの坊さん、インドのどこか奥地で、なんちゃらという称号を得るために、5年も過酷な修行をしていたとか。

とにかく瞑想漬けの5年間だったらしい。

娯楽なんてものは一切許されず、食事も麦飯に雑草、シャワーなんてものはなく、数日に一度の水浴び、体を流すのは桶の水を5回まで。

 

その称号がどのくらいスゴイ称号なのか、見当もつかないけど、、

とにかく、ものすごい称号なのだろう。

5年間も煩悩から離れて修行したら、スーパーびっくり人間になれそうだ。

テレビの取材も沢山きて、一躍有名人になりそうだ。

 

一瞬でエベレストの頂上まで登ることができ、新幹線と同じ速度で走れて、聖徳太子のように10人の会話を一度に聞き取れて、マザーテレサ級に太平洋のような広い心を持ち、彼の一言で赤子も泣き止み、内乱や戦争も終わる。

 

すごすぎる、、、なんて人だ。人間のなせる業ではない。

つい5分前まで、私はこの坊さんを飲んだくれ不良ガイジンだと思っていた。

 

神様 お坊様 僧侶様、ごめんなさい。

なんなら今夜抱かれてもいい。